日本薬剤師会の山本信夫会長は7日、定例会見で、一定の条件下でオンライン服薬指導を実現するよう求めている「規制改革推進に関する第3次答申」についてコメントした。
答申では、オンライン医療の普及促進に向けて「オンラインでの服薬指導の一定条件下での実現」や「患者が服薬指導を受ける場所の見直し」が掲げられ、「2018年度検討・結論、19年度上期に措置」とのスケジュールまで明示されている。
既に日薬は、国家戦略特区での遠隔服薬指導の実証的な事業の動向を踏まえ、「慎重に検討すべき」との見解を示しているが、山本氏は「一概に反対とは言えないし、一概に賛成とも言えない」とし、「実態に応じた対応」が必要になるとの考えを示した。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。