九州大学農学研究院の石野園子准教授は、フランスのトップ研究機関の一つであるEcole Polytechniqueの研究チームとの共同研究により、これまで謎とされていたアクチノバクテリアのグループのミスマッチ修復機能について明らかにした。
生物は、遺伝情報を担うDNAが傷つけられた際に、それを修復する能力を備えている。DNAはA-T、G-Cの塩基対から構成されているが、それ以外の組み合わせはミスマッチ塩基対と呼ばれ、そのまま放っておくと遺伝子突然変異の原因となる。
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