◆17日に都内で、大木ヘルスケアホールディングスの創業360年記念式典が盛大に挙行された。360年前は、江戸前期の1658年、万治元年。前年の57年には江戸三大大火の一つ「明暦の大火」に見舞われている
◆江戸再建のために架けられた両国橋のたもと、江戸両国広小路に大木五臓圓本舗を創業したのが始まりである。江戸期には大店として繁盛したことが浮世絵や落語に残されているが、その後も順風満帆だったわけではない
◆会社存亡の危機が迫った1971年、松井秀夫氏の祖父である山田輝郎氏が支援し、最終的に義父である田中貞雄氏が14代社長に就任した。その際に秀夫氏も入社し96年には16代社長に就いて現在に至る。再建初年度の売上高90億円は、現在2500億円までに成長した。そして、17代社長に子息の秀正氏が就任する
◆大木360年は、まさに「継続は力なり」を改めて思い知らされる。厳しい環境が待ち構えているが、同社がこれからも永続して、人々の健康や社会、業界に貢献する次世代のリーダーに期待したい。
大木ヘルスケアHDが創業360年
2018年06月20日 (水)
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