◆先月18日に大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震が発生。震源地に近い高槻市や茨木市を中心に建物の損壊などの被害も起きた。直後からほぼ終日、関西一円の鉄道の多くが運転を見合わせるなど通勤・通学に大きな影響を与えた
◆その余韻も冷めやらぬ今月上旬、西日本エリア広域に記録的な豪雨が襲い、河川氾濫や土砂災害などで200人以上の死者を出すなど大きな爪痕を残した。被害の大きかった地域では今なお、多くの人たちが避難所で不自由な生活を余儀なくされている
◆災害時の避難所などでの救護支援は、その時々の状況で柔軟な対応が求められる。大阪北部地震の際には、災害派遣医療チームが避難所の巡回時に殺虫剤等のニーズを確認。府が殺虫剤関係団体に支援を要請。殺虫剤メーカーからの無償提供を得て避難所への配布が行われた
◆今回の西日本豪雨災害でも、被災地の衛生状態を保つための消毒剤やマスクなどのニーズは高まっていくだろう。被災地やその救護所などでの支援活動が適切に行われることを祈りたい。
被災地の衛生状態を保つため
2018年07月18日 (水)
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