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日本学校薬剤師会は26日に都内で総会を開催し、新会長に田中俊昭氏(都学薬会長)を選出した。役員改選では、杉下順一郎現会長と田中氏が立候補したことから選挙が行われ、田中氏が有効投票数76票中43票を獲得し、新会長に就任した。
新会長に就任した田中氏は本紙に、「日薬との協調路線を進める一方、日学薬独自の路線との棲み分けをはっきりさせたい。全国の会員が十分に参加できる組織作りを進めたい」と抱負を語った。
副会長・監事は別途選考委員会が開催され、現職の小川善雄(大阪、筆頭副会長)のほか、新人の豊田良夫(京都)、中野信利(神奈川)の3氏が選任されたほか、監事には井沢一郎(栃木)、西村正広(山口)の両氏が選任された。
5月10日には、改選後初の正副会長会が開催される予定で、常務理事の指名や各県から推挙されるブロック理事を含め、新執行部体制を固めることにしている。
総会には各県から代表者77人が参加。2007年度予算・事業報告のほか、08年度の予算・事業計画案お執行部提案通り了承された。