
「ライト会員」はQRコードを撮影して登録可能(初回のみ)
電子お薬手帳サービス「harmo(ハルモ)」を展開するソニーは20日、ハルモ加盟薬局がない地域の人でもスマートフォンで薬の記録と閲覧ができるスマホ向け「ライト会員サービス」の利用実績が全国47都道府県まで拡大したことを発表した。ソニーではこの普及状況を踏まえ、これまでクラウドサーバーに蓄積してきた調剤情報を活用し、ハルモ会員によるお薬手帳用QRコードの利用実績がある約6500軒の薬局情報を新たに公開した。
ハルモは、非接触型ICカード技術「FeliCa(フェリカ)」を用いた電子お薬手帳サービスで、FeliCaチップが埋め込まれたカードを薬局の端末にかざすだけの簡単な操作で、調剤履歴の閲覧と調剤情報の記録が行える。個人情報と調剤情報は分離し、それぞれ暗号化してクラウドサーバーに管理されるため、高いセキュリティレベルで患者の情報を守ることができるのも特徴。日本薬剤師会が提供する「e薬Link」(異なる電子お薬手帳サービス間の情報を相互閲覧できるようにする仕組み)にも対応している。
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