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【塩野義製薬・手代木社長】海外基盤の強化を推進

2008年5月14日 (水)

手代木功社長

手代木功社長

 塩野義製薬の手代木功社長は12日、決算説明会で会見し、「高脂血症治療薬クレストールのロイヤリティをうまく活用した海外基盤強化の推進」を改めて強調した。さらに、「国内医薬品事業がますます厳しくなる中、継続的にグローバルな開発を行うことが大きな課題になっている」と指摘。「三極同時開発に必要な人材育成、アライアンスに尽力したい」と意向を示した。

 塩野義製薬がアストラゼネカから受け取るクレストールのロイヤリティは、07年度298億円(対前年比104億円増)、08年度388億円(見込み)で、09年には600億円に増加し、それが16~17年にかけて継続する予定にある。

 その一方で、手代木社長は、クレストールのロイヤリティ収入を除く利益構造について言及し、「脆弱な部分は否めない」と分析。「当面は、国内の収益体制を強めたい」とし、本年度発売予定のイルベタン(ARB)、突発性肺線維症薬「ピルフェニドン」、ニキビ治療薬「アダパレン」、来年度上市予定の抗うつ剤「デュロキセチン」の新製品に期待を寄せた。

 研究開発費は、「07年度402億円からあと2年かけて500億円に引き伸ばす」構想を報告。10年度以降も「積極的な海外での開発が本格化して、一時的に研究開発費が増大するが、売り上げ比率20%前後をメドとしたい」とした。

 癌性疼痛治療薬オキシコンチンについては、「癌の痛みは薬で取り除けることをさらに啓蒙していけば、まだまだ伸びる余地がある」との見解を示した。

 OTC事業は、「将来的にどうするのかは白紙状態」とした上で「OTCの活用は今後の課題になっている」と述べた。




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