物忘れ、イライラ、しびれ・痛み、頻尿、関節痛、高血圧による耳鳴り、便秘など、年齢を重ねることでこうした気になる症状が現れやすくなる。クラシエ薬品では、主に50歳以上をターゲットとして、年齢に伴う悩みに対応できる処方を揃えた「漢方セラピーゴールドシリーズ」を展開しているが、慢性的な症状にじっくり取り組みたい人に向けて、新たに大容量タイプ(4処方)を27日から新発売した。同じく「漢方セラピーゴールドシリーズ」から、かすみ目や視力低下の悩みに向けた「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」も新発売した。
同社では、使用者調査を行ったところ「長期服用したい」「たびたび購入する手間を省きたい」といった声が少なくなかったという。そこで今回、年齢による悩みに対応できる処方をラインナップした「漢方セラピーゴールドシリーズ」に、大容量品(各処方20日分)を加えることとした。
今回は、足腰がだるく、しびれや痛みを感じる人に向けた「『クラシエ』漢方牛車腎気丸料エキス錠」、便秘がちで“コロコロ便”のように便が硬く、スムーズに排便できない人に向けた「麻子仁丸料エキス錠クラシエ」、血圧が高く、のぼせて肩こりや頭重・耳鳴りがある人に向けた「クラシエ七物降下湯エキス錠」、関節がこわばり、膝を曲げると慢性的に痛む人などに向けた「疎経活血湯エキス錠クラシエ」をラインナップした。いずれも第2類医薬品で、税別希望小売価格3800円。
年齢に伴う気になる悩みをサポートする「漢方セラピーゴールドシリーズ」には、新たに「杞菊地黄丸クラシエ」(第2類医薬品)も加わった。同社が行った調査でも、50代以上の人で目に関する悩みも多く、中でも「目のかすみ、視力低下、目の疲れ」への対処をしている人が数多かったという。
杞菊地黄丸は、クコシ・キクカ・ジオウ・サンシュユ・サンヤク・ブクリョウ・ボタンピ・タクシャを含有した“視力低下や目のかすみ”をメイン訴求に置いた処方で、同品は成人(15歳以上)1回8丸を1日3回服用する。直径7mmの服用しやすい丸剤で、丸剤を取りやすい計量スプーン付き。容量7日分で、税別希望小売価格2400円。