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薬系大学の3割が“定員割れ””全体でも入学定員を割り込む

2008年5月15日 (木)

関連検索: 薬系大学 定員割れ

 2008年度の薬系大学・学部入学者数が定員を割り込んだ。入学時に教養学部として入学する東京大学(定員80人)を除く08年度の総定員数1万3414人に対し、入学したのは1万3260人だった。入学者が定員の1.0倍を下回る“定員割れ”は、新設2校を含む全74校中22校と約3割に達し、特に新設校に“定員割れ”が目立った。逆に、入学者が定員を超えていた薬系大学・学部も20校に及んでいた。小紙の調査で明らかになったもの。調査は今年度新設の鈴鹿医療科学大学、立命館大学を含む全74校に対しメールおよび郵送、電話による聞き取り方式により行った。

 今年度の薬系大学・学部の定員は新設の2校(定員:200人)を加え1万3494人。これに対し入学者は、薬学部入学者が確定しない東大(80人)を除いて、1万3260人だった。東大を除いた総定員1万3414人に対しする定員充足率は98.9%で、薬系大学・学部全体として“定員割れ”となった。

 4年制併設校は30校(4年制定員1324人)に及ぶが、国立系が中心となって「一括入試」を採用している11校を除く19校の4年制(定員847人)入学者は902人で、106.5%と全体としては定員に達していたが、一部私立大学での大幅な“定員超過”と“定員割れ”が目立った。

 薬系大学・学部全体として“定員割れ”したのは、全74校中22校。このうち03年度以降の薬大新設ラッシュで誕生した新設校が、28校中17校と6割にも及んだ。一方、伝統校でも、北陸大学、福山大学、徳島文理大学、第一薬科大学では、定員充足率が70%前後とかなり苦戦を強いられた格好だ。

 特に、入学定員が半数にも満たなかったのが、奥羽大学(定員200人、入学者55人、定員充足率27.5%)と青森大学(120人、47人、39.2%)。両校とも07年度の時点で43%、62%と定員割れしており、今年度はさらに厳しい状況となった。

 そのほか、定員割れが大きかった薬系大学・学部は、いわき明星大学(150人、85人、56.7%)、安田女子大学(130人、73人、56.2%)、徳島文理大学香川薬学部(150人、87人、58%)、就実大学(150人、100人、66.7%)、第一薬科大学(173人、118人、68.2%)などだった。

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