コニカミノルタは、プレシジョン・メディシン(個別化医療)を実現する新たなサービスのグローバル展開に向け、新会社「コニカミノルタプレシジョンメディシンジャパン」を立ち上げ、10月1日から事業を開始する。昨年、米国で遺伝子診断ビジネスのトップクラスの実績を持つアンブリー・ジェネティクス、創薬支援サービスで豊富な実績を持つインビクロの2社を買収し、コニカミノルタが持つ蛋白質分子標識・解析技術と組み合わせ、分子レベルの解析が可能になり、製薬企業の創薬プロセスを支援する体制を構築。癌やアルツハイマーの創薬標的分子となるバイオマーカーを人工知能技術などを用いて探索し、個人の体質を遺伝子や蛋白質など分子レベルで層別化することで、医薬品開発のプロセスを効率化したり、開発成功確率を引き上げる支援をしていく。
新会社は7月に設立、10月1日から従業員数23人で事業を開始する。外資系製薬などで30年以上の経験を持つ益尾憲氏が社長に就任した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。