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ノーベル賞に本庶氏‐癌免疫療法の道開く

2018年10月05日 (金)
本庶佑氏

本庶佑氏

 スウェーデンのカロリンスカ研究所は1日、2018年のノーベル医学生理学賞を、本庶佑京都大学特別教授と、米テキサス大学のジェームズ・アリソン教授に授与すると発表した。受賞理由は、「免疫抑制の阻害による癌治療法の発見」。本庶氏は、T細胞のPD-1と結合して免疫の働きにブレーキをかけるタンパク質を突き止め、免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」開発の道を開いた。日本人のノーベル医学生理学賞受賞は、5人目。

 本庶氏は、1942年京都市生まれ。76歳。66年に京大医学部卒業、75年医学博士取得。92年に異物を攻撃する免疫細胞の表面で働くタンパク質「PD-1」を発見。同タンパク質が免疫細胞の暴走を防ぐブレーキ役を果たしていることを解明した。2002年に癌治療効果を確認。その後、免疫チェックポイント阻害薬として実用化され、14年に小野薬品から「オプジーボ」が発売された。


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