◆大学生を含めた10~20代の若者のアルコール過剰摂取を原因とする死亡は、世界で年間35万人に達している。このためWHOは「一定料金での無制限飲酒」サービス提供を禁止しているという
◆日本でも「アルコール健康被害対策基本法」や、国の方針である「アルコール健康障害対策推進基本計画」が策定されているが、24時間アルコール飲料の購入ができたり、多くの飲食店で飲み放題サービスの提供が行われるなど、未だにアルコールに対し寛容な環境があると言われている
◆筑波大が関東にある31大学35学部の大学生、大学院生を対象に調査した結果、ほとんどの学生が飲み放題を利用していた。また、飲み放題では、そうでないのに比べ男性は1.8倍、女性は1.7倍の飲酒量となり、さらに男性の4割、女性の3割が飲み放題の場合のみ、「一時的多量飲酒」という危険な飲酒をしていることが分かった
◆お酒はコミュニケーションを図るためにはいいが、飲み過ぎは体に悪いことは皆さん知っている。適度なお酒で楽しみたいものだ。
アルコール過剰摂取による若者の死亡者数は年間35万人
2018年10月12日 (金)
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