厚生労働省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」は17日、ファイザーの抗リウマチ剤「メトトレキサート」(製品名:リウマトレックスカプセル2mg)について、局所療法で効果不十分な尋常性乾癬、関節症性乾癬等の効能・効果を追加するなど、3件の公知申請を妥当と判断した。
メトトレキサートについては、欧米など6カ国で乾癬の適応症を有しているほか、国内外の教科書やガイドラインで中等度または重度の乾癬に対する使用が推奨されていること、日本皮膚科学会の調査では同剤を投与された尋常性乾癬等の患者の大半で有効性が見られたことなどを踏まえ、医学・薬学上公知と判断した。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。