◆「健康サポート薬局が増えないのは収入に直結しないからだ」「儲からなければやらないのか」。厚科審医薬品医療機器制度部会での医師委員の発言だ
◆2016年4月に開始した健康サポート薬局は届け出数が1119軒(9月28日時点)となったが、全国に薬局が5万8000軒以上あることを考えると、決して十分とは言いがたい
◆16年度診療報酬改定で新設された「かかりつけ薬剤師指導料」「かかりつけ薬剤師包括管理料」では、施設基準の一つに「薬剤師認定制度認証機構が認定している研修認定制度等の研修認定を取得していること」がある。これを受け、研修認定薬剤師の認定証を発行する日本薬剤師研修センターに、チェーンだけでなく、個店薬局からも「問い合わせが殺到した」ことは記憶に新しい
◆厚労省には、未だに健康サポート薬局が「いつ調剤報酬の要件になるのか」といった内容の問い合わせが来るという。制度化されれば取り組み、診療報酬点数がつけばさらに取り組む。「職能団体としてのありよう」が問われている。
「儲からなければやらないのか」
2018年10月24日 (水)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
企画
寄稿