武田薬品は7日、潰瘍性大腸炎治療剤「エンタイビオ点滴静注用300mg」(一般名:ベドリズマブ)を新発売した。消化器領域を重点領域に位置づける中、同製品はグローバルでは既に60カ国以上で承認され、来期売上3000億円を計画するなどトップ製品に成長している。国内では潰瘍性大腸炎適応の新規作用機序を持つ医薬品として、大型製品への育成を図る。
エンタイビオは、海外ではエンティビオの製品名で販売している中等症から重症の潰瘍性大腸炎、クローン病に対する治療薬で、抗α4β7インテグリン抗体。既存治療で効果不十分な患者に使用する。
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