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【アステラス製薬】細胞治療「眼科を橋頭堡に」‐ドライ型AMDに軸足

2018年12月18日 (火)

 アステラス製薬は、細胞治療で最も先行する開発パイプラインであるES細胞由来の網膜色素上皮細胞(RPE)「ASP7317」に関し、新たな細胞株と製剤による萎縮型加齢黄斑変性(ドライ型AMD)を対象とした第Ib/II相試験を開始した。既に第I/II相試験を実施していたが、米国の規制・ガイドラインに準拠した新たな細胞株を構築し、再度治験を実施することにした。そこで良好な結果が得られれば、再生医療の迅速承認・条件付き承認が可能な薬事制度を各地域で活用する可能性も検討し、早期に事業化を目指す。将来的には軽度のドライ型AMDや、スターガルト病など黄斑変性を伴う他の疾患に開発を拡大していきたい考えだ。

 同社は今年度からスタートした中期経営計画で、健常成人の細胞を用いた他家由来の多能性幹細胞から細胞医薬品を開発し、事業化していくビジネスモデルを追求している。体内への細胞注入時に免疫拒絶リスクが少ない眼科疾患を「細胞医療の橋頭堡にする」(安川健司社長CEO)とし、前臨床・臨床段階に四つの開発パイプラインを揃える。


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