厚生労働省の2019年度予算案は、一般会計が前年度比2.9%増の32兆0351億円と過去最大を更新した。社会保障関係費は2.9%増の31兆5930億円と続伸。消費税率引き上げと合わせて行う社会保障の充実分等により、やや高い伸びとなった。政府全体の社会保障関係費の伸びは、4768億円と5000億円以内に収めた。医療には11兆9974億円、介護には3兆2301億円を充てる。
19年度予算案では、働き方改革・生産性革命、質が高く効率的な保健・医療・介護の提供等を柱に打ち出し、生産性向上の推進では、医療分野における生産性向上の推進に15億円を計上。そのうち保健医療記録共有サービスの整備に1億2000万円を充てるほか、新規で電子処方箋の効果的・効率的な仕組みに関する調査などに500万円を充てる。
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