
渡部会長
日本医療機器産業連合会の渡部眞也会長は、8日に都内で記者会見し、ここ数年微増だった新規賛助会員数がこの1年で10社入会するなど急伸したことについて、「力強さを感じている」との認識を示した。中でも信州大学が大学として初めて医機連に入会し、「医療機器に対して新しい動きが起きている」と強調。5年ぶりに策定した医療機器産業ビジョンで掲げた重点テーマを実践に移し、新しい活動として根づかせていく年にしたい考えだ。
渡部氏は、今年の医療機器市場の見通しについて、世界市場がこの5年間で年率5.6%成長で推移する中、「国内市場も3.9%で伸長しており、3兆円市場の大台に乗る」と紹介。カテーテル分野が最も伸びており、4年で1000億円規模に拡大。大学発ベンチャーの医療機器に対する開発ニーズが高まっており、大学として信州大学が賛助会員第1号として入会した。
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