◆今後の少子高齢化社会に対応し、専門性のある店づくりを差別化戦略に掲げるドラッグストアが増えている。業界売上規模トップを競っているウエルシアホールディングスもその一つ
◆同グループは企業規模の拡大と共に、社会的責任も拡大することを鑑み、地域を支える社会性の高いインフラ店舗構築に注力している。現在、全ての新店にAEDやオストメイト配慮型トイレ、地域住民が気軽に立ち寄れる「ウエルカフェ」の設置などに取り組んでいる
◆このうちAED設置店は1600店に達し、社内でのAED講習受講者は3000人を超えている。AEDの使用実績は年間10~30件ほどだが、昨年末には千葉県内の店舗の駐輪場付近で高齢男性が倒れ、店長が救命救急措置を行い、病院へ救急搬送されて一命を取り留めた事例もあった
◆こうした店舗内の設備や従業員教育にかける費用もばかにならないが「地域のお客様へ安心を提供すると共に、利便性や快適性も追求していきたい」とする姿勢が好業績につながっているのは間違いないだろう。
ウエルシアの差別化戦略
2019年02月01日 (金)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
企画
寄稿