第20回 一般社団法人昭薬同窓会・平成塾スクーリング
本年度の通信講座より2テーマをとりあげて開催いたします。
皆さまのご参加をお待ちしております。
日時
2019年2月17日(日)13:00~16:10(12:50~受付)
場所
町田市文化交流センター5F会議室 サルビア(旧ぱるるプラザ)
〒194-0013 町田市原町田4丁目1番14号 電話042-710-6611
JR横浜線「町田駅」町田ターミナル口直結 小田急線「町田駅」西口から徒歩5分
テーマ
気分障害(うつ病)・神経症・心身症の薬物療法
プログラム
・講演1 心身症の病態と治療
・講師 橋詰 勝敬 東邦大学心療内科教授 13:00~14:30
心身症とは、特定の精神疾患を指すのではなく、身体疾患の中で心理社会的な要因が、発症や経過に心理社会的な要因が密接に関与する病態をいう。「病態」なので、ここにはストレスで発症した胃潰瘍、ストレスで悪化した過敏性腸症候群などが疾患として該当する。心身症でいうところの心理社会的な要因を狭くとらえれば、「心理的ストレス」だが、広くとらえれば、「心理的なストレスと抑うつ・不安などの精神状態」と考えられる。
心身症の治療は、疾患別の治療ではなく、個々の病態に合わせた治療が重要である。心身症の薬物療法は、身体的な薬物と向精神薬の組み合わせが必要になる。また、非薬物療法として、自律訓練法、交流分析、認知行動療法などが行われる。
・講演2 統合失調と薬物療法
・講師 田口 恭治 昭和薬科大学名誉教授 14:40~16:10
統合失調症とは脳機能障害により、主に、幻覚や妄想などの陽性症状と感情鈍麻、意欲欠如などの陰性症状、認知機能障害が現れる疾患である。近年、中脳の縫線核から側坐核・線条体腹側部や大脳皮質へ投射する脳内のセロトニン作動性神経がドパミン作動性神経を調節していることがわかり、陰性症状の発現におけるセロトニン神経系(セロトニン仮説)の働きが注目されている。特にセロトニン・ドパミン受容体遮断薬のリスペリドン、ペロスピロン、オランザピン、クエチアピンなどが陽性、陰性症状に有効であることがわかってきた。
これらのことについて分かりやすく講演する。
・質疑応答
主催
一般社団法人昭薬同窓会・平成塾
認定単位
昭薬同窓会平成塾の発行する生涯研修認定単位2単位
※ 薬剤師認定制度認証機構認定(薬剤師研修センターの単位に加算可※割合には条件があります)
申込方法
ゆうちょ銀行備え付けの払込取扱票に『第20回スクーリング申込』
お名前、緊急の際の連絡先を明記の上受講料2,500円をお払込みください。
※希望者にはテキストの実費頒布をいたします。下記の平成塾事務局へお問い合わせください
※2018通信講座受講生は受講料免除となります。事務局にメールまたはFAXで参加お申し込みください。
郵便振替口座番号:00150-0-373885
加入者名:昭薬同窓会生涯学習委員会
参加料振込締切:2019年2月15日(金)(2/11以降お振込みの場合は半券をお持ちください)
※ 振替受領証は申請時に必要になりますので保存しておいてください
※ 受講申込は受講料の振込をもって受付終了となります。
※ 2/11以降お振込の方はゆうちょ銀行からの連絡が間に合いませんので出席の旨メール又はFAXで事務局へ事前にご連絡ください。連絡先は下記↓
主催/お問い合わせ
一般社団法人昭薬同窓会・平成塾事務局
TEL 042-722-5750 FAX 042-721-1295 mail:alinfo@shoyaku.net
詳細は昭薬同窓会サイトでもご覧になれます http://www.shoyaku.net