厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」は8日、初診を対面診療とする原則の例外として、緊急避妊薬を検討対象にすることを決めた。女性の心理と身体を考慮し、初診からオンライン受診することを肯定する意見が複数委員から出た一方、「ハードルを下げてしまうと安易に処方される恐れがある」など例外対象の拡大に慎重な声も上がった。次回以降の会合で専門家からヒアリングを行った上で、再度議論する予定だ。
この日の会合では、▽対面診療との組み合わせ・初診対面診療の原則の例外などの見直し――をめぐって検討した。
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