新規患者の発掘へ
武田薬品は、4月1日付でシャイアー統合後の組織再編として、希少疾患領域に特化した「レアディジーズビジネスユニット」(RDBU)を新設する。RDBUとジェネラルメディスンビジネスユニット(GMBU)が連携して、希少疾患の情報提供活動を展開し、新規患者を掘り起こす。ジャパン・ファーマ・ビジネスユニットプレジデントの岩崎真人氏は、本紙のインタビューに応じ、「武田が従来から有している幅広い事業範囲と、旧シャイアーの専門性を組み合わせ、希少疾患領域での事業開拓と深掘りを同時に実行していきたい」と組織再編の狙いを語った。
今回の再編で、2次医療圏ごとに構成された全国154カ所の営業プラットフォームを持つGMBUを基盤に、専門疾患領域に応じたビジネスユニットとして「オンコロジーBU」「スペシャリティBU」と、今回新設したRDBUの3部門とGMBUが連携する情報提供体制にシフトする。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。