国内で医療関連情報サービスを手がける「ケアネット」は、再生細胞医薬品の開発を行うバイオベンチャー「セルジェンテック」との資本提携を発表した。今回の出資は、既に業務提携契約を結んでいる「メディカルインキュベータジャパン」(MIJ)と協議の上、両社で実施する予定だ。出資額は非公表。資金の支援に加え、再生細胞薬の事業化に向けた業務サポートも行う。
セルジェンテックは、2003年10月に千葉市で本社を設立。患者自身の脂肪細胞を抽出し、治療蛋白質を分泌する遺伝子を導入した加工脂肪細胞「GMAC」を患者に投与する治療の開発に取り組んでいる。酸素欠乏症などの難病によるLCAT欠損症やライソゾーム病、血友病などの希少疾病に使える可能性がある。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。