厚生労働省は26日、4月1日付で厚労大臣が任命する独立行政法人5法人の理事長を発表した。医薬品医療機器総合機構(PMDA)の理事長には、国立がん研究センター中央病院副院長の藤原康弘氏が就任。2008年から11年にわたって指揮を執ってきた近藤達也理事長は退任する。PMDAの理事長は近藤氏に続き、医師が就任することになる。
また、国立長寿医療研究センターの理事長には、同センター病院長の荒井秀典氏が新たに就任する。国立病院機構の楠岡英雄理事長など3氏は再任となった。荒井氏の任期は21年3月31日までの2年間。ほか4法人の理事長の任期は24年3月31日までの5年間となる。5法人の理事長は以下の各氏である。
▽新任
藤原康弘(医薬品医療機器総合機構)、荒井秀典(国立長寿医療研究センター)
▽再任
有賀徹(労働者健康安全機構)、楠岡英雄(国立病院機構)、尾身茂(地域医療機能推進機構)