日本薬剤師会の山本信夫会長は3月28日の定例会見で、厚生労働省医薬・生活衛生局の宮本真司局長が本紙に示した「処方箋40枚につき薬剤師1人」を薬局に置く省令の見直しについてコメントした。
山本会長は「処方箋40枚の数を増やそうとか減らそうとかいう議論は、これまでも日薬内であったが、やはり40枚で良いだろうということになっているのが現状だ」と説明。「日薬の代議員会からも増やすべきという意見と、減らすべきという2通りの意見があり、地域事情などもある」と指摘した。
その上で、現行の処方箋40枚制限について、「適正かどうか検討する必要があるかもしれないが、一概に数字をいじるという話ではない」との認識を示した。
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