さらなる飛躍へ初の中計策定
第一三共ヘルスケアの吉田勝彦社長、西井良樹会長は1日、都内の薬業記者会内で会見し、今月から新たな経営体制となってスタートした同社の展望などを説明した(両氏共に1日付で就任)。この中で吉田新社長は、今年度(2019年度)から5カ年の中期経営計画を策定し、「最終年度の23年度には『売上高1000億円』を目指し、全社一丸となって邁進していく」ことを報告。さらには、今後も独自の製品開発力とマーケティング力を生かし、スイッチOTCをはじめとしたOTC医薬品やスキンケア・オーラルケア等の製品を通じ、「企業理念にも掲げた“より健康で美しくありたい人々のQOL向上に貢献する”ことに努めたい」などと抱負を述べた。
吉田社長は1960年7月生まれの59歳で、東京都出身。83年に早稲田大学法学部卒、同年4月に藤沢薬品入社、04年にゼファーマ取締役経営企画部長、07年に第一三共ヘルスケア執行役員経営企画部長、11年4月に取締役執行役員経営企画部長、16年4月に取締役専務執行役員経営企画・業務推進・研究開発担当、昨年4月に取締役専務執行役員業務推進管掌兼経営企画部長、そして今月1日付で代表取締役社長(社長執行役員)に就任した。
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