“薬剤師に必要な知識”-超高齢社会における薬剤師のための薬物療法-
臨床現場における薬物療法の進歩は著しく、薬剤師は生涯にわたる研鑽が求められています。しかし、疾患に対する薬物治療を断片的な知識で無方針に勉強することは避けたいことです。各疾患の薬物治療の骨格となるべき基本的概念を理解していれば、新しい「くすり」や「治療法」が押し寄せて来ても、これらを頭の中で整理して対応ができると考えます。平成31(2019)年度の通信講座では昨年度から採用しました病態と治療を統合した教科書「薬物治療学(南山堂)」を中心に用います。テーマ領域は「睡眠障害と認知症」および「皮膚疾患と漢方薬による認知症・婦人科疾患」を選び、これら疾患の基本的概念と治療薬の把握を目指します。漢方薬に関しましては別途解説書を準備いたします。平成塾の通信講座が地域で活躍されている薬剤師の先生方に疾患の基礎的な知識の修得と治療薬の再確認に役立てて頂けることを期待しております。
テーマ
1.2…まず習得したい!高齢化で増加する睡眠障害と認知症の薬物療法
3.4…意外と知られていない!認知症・婦人科疾患の漢方薬治療や皮膚疾患の薬物療法
1 [1]神経症・心身症の薬物療法 [2]睡眠障害の薬物療法
2 [3]アルツハイマー病の薬物療法 [4]・血管性痴呆・レビー小体型認知症の薬物療法
3 [5]漢方薬の認知症および周辺症状に対する薬物療法 [6]漢方薬の婦人科疾患に対する薬物療法
4 [7]皮膚疾患(アトピー性皮膚疾患)の薬物療法 [8]蕁麻疹・薬疹の薬物療法
テキスト
テキストは「薬物治療学 最新版」(南山堂)を配布いたします。漢方薬に関しましては別途解説書を配布いたします。2ヶ月に1回簡単な解説と復習問題(1講座10問程度)が2講座分送付されます。発送は6、8、10、12月です。いつからでも始められます。お申し込み時に既発行分がある場合にはまとめてお送りいたします。
復習問題に解答する方法は2通りあります
1 メールからインターネット経由による方法
復習問題配信開始のお知らせを登録されたメールアドレスに送ります。指示に従ってインターネット経由で解答を入力します。(ホームページを閲覧できる携帯であれば、登録は携帯のメールアドレスでも結構です)
2 ハガキによる方法
復習問題の解答用紙(ハガキ)をテキスト発送時に同封します。ハガキに解答を記入し返送します。
正解と解説について
復習問題の正答率が6割以上の場合、正解と解説をお送りします。未達の場合は再度提出可能です。
単位について
復習問題の正答率が6割以上の場合にのみ単位を認定し、シールを発行します。
2講座2単位です。年間8単位取得できます。単位の取得方法は以下の2つの方法からお選びください。
[1]年度末に8単位を一括発行する [2]2単位ずつ発行する。年4回で8単位
*記載のない場合は8単位とさせていただきます
受講料
教科書代込 18,000円
教科書をすでにお持ちの方(教科書不要)12,000円
6年制の昭和薬科大学卒業の方(教科書代実費のみ)9,000円
お申込方法
下記申込フォームに入力後送信してください。
http://shoyaku.net/school2019/
スクーリング・薬剤師業務支援講座
年2回通信講座のテーマに沿った演題で行います。臨床に携わっている現役の講師陣によるもので、実際に即役立つものをお届けします。
2019年度は9月22日(日)と2020年2月9日(日)の予定です。
2019年度受講生は受講料無料で聴講できます。
研修認定単位:平成塾より各2単位(CPC認証番号G12)
問合せ先
一般社団法人昭薬同窓会・平成塾 事務局
TEL 042-722-5750 FAX 042-721-1295(月~金)PM12:00~16:00