厚生労働省は18日、脳梗塞など循環器病の診療情報の活用について議論する「非感染性疾患対策に資する循環器病の診療情報の活用のあり方に関する検討会」に、診療情報の把握体制や対象疾患に関する案を示した。脳梗塞や急性心筋梗塞など6疾患の入退院情報を対象とし、患者の同意を得た上で循環器病情報センター(仮称)が情報を収集・保管。公衆衛生や研究で用いる場合は情報を匿名化するとした。今夏をメドに報告書をまとめ、来年度以降に試行的に開始予定。
今回の会合では、厚労省が循環器病の診療情報を把握する対象・体制の案を提示。診療情報を把握する対象について、急性期入院に関しては、主に入退院時の情報を把握することとし、対象疾患を▽脳梗塞▽脳出血▽くも膜下出血▽急性心筋梗塞▽大動脈解離▽心不全(急性・慢性)――の6疾患とした。
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