米メルクは、抗PD-1抗体「キイトルーダ」(一般名:ペムブロリズマブ)について、進行・転移性非小細胞肺癌(NSCLC)の初回治療で米国追加承認を取得した。第III期のNSCLC、転移性NSCLCについて、PD-L1陽性でEGFR変異やALK融合遺伝子の変異がない患者に対し、単剤療法での初回治療が可能になる。
今回の承認は、国際共同第III相試験「KEYNOTE-042」の結果に基づくもの。
キイトルーダの単独療法は、PD-L1が50%以上の腫瘍に発現する患者、20%以上の腫瘍に発現する患者、全患者のいずれにおいても、化学療法に比べ、有意な生存期間の延長が認められている。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。