薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は30日、中外製薬の先駆け審査指定品目である抗癌剤「ロズリートレクカプセル」(一般名:エヌトレクチニブ)など5件の製造販売承認について審議する。審議予定品目は次の通り。
▽ロズリートレクカプセル100mg、同200mg(中外製薬):新有効成分のエヌトレクチニブを含有し、NTRK融合遺伝子陽性の固形癌を効能・効果とする。同陽性の固形癌を対象とする抗癌剤は、MSDの「キイトルーダ」に続く2剤目。第3回先駆け審査指定制度の対象品目、希少疾病用医薬品に指定されている。
▽シムツーザ配合錠(ヤンセンファーマ):有効成分のダルナビルエタノール付加物、コビシスタット、エムトリシタビン、テノホビルアラフェナミドフマル酸塩を含有する新医療用配合剤で、HIV-1感染症を効能・効果とする。希少疾病用医薬品。
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