ドラッグストア大手のスギホールディングス(以下スギHD、愛知県大府市)とココカラファイン(横浜市)は1日、経営統合に向けた協議を開始すると発表した。両社の売上高を単純合算すると9000億円に迫る規模となり、統合が実現すれば業界トップに躍り出ることになりそうだ。ココカラファインは、4月26日に公表したマツモトキヨシホールディングス(HD)と資本業務提携を目指した協議も開始しており、3社を合わせて売上高約1兆5000億円のドラッグストア企業連合体が発足する可能性も出てきた。
スギHDとココカラファインの両社は、これまで非公式で業界再編に関する意見交換を行ってきたが、スギHDは4月27日付でココカラファインに対して正式に経営統合を提案。同社が提案を受け入れ、今月1日付で両社で合意書を締結した。
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