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【厚労研究班が需給調査】薬剤師数は長期的に余剰‐新設薬学部、供給増の要因に

2019年06月05日 (水)

 薬剤師の需給動向を調査・研究している厚生労働省の研究班は、2043年度までのシミュレーションを行い、「薬剤師の総数としては、今後数年間は需要と供給が均衡している状況が続くが、長期的に見ると、供給が需要を上回ることが見込まれる」との報告書をまとめた。ただ、今回の推計は薬剤師の業務実態が現在と変わらないことを前提としたもので、「今後、薬剤師に求められる業務への対応や調剤業務の効率化などの取り組みによって必要性は変わり得る」と指摘。一方、薬剤師を養成する薬科大学や薬学部については、「現在の水準以上に必要となる状況は考えにくい」との見方を示し、「今後も新設が続き、6年制入学定員が増加し続ければ、さらに薬剤師供給の増加要因となり得る」と警鐘を鳴らした。

 調査は、「かかりつけ薬剤師・薬局の多機関・多職種との連携に関する調査研究」の18年度分担研究報告「薬剤師の需給動向の予測および薬剤師の専門性確保に必要な研修内容等に関する研究」(分担研究者:長谷川洋一・名城大学薬学部教授)が実施したもの。18年度から43年度までの25年間の動向を需要と供給に分けて予測した。


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