
厚生労働省の「保健医療分野AI(人工知能)開発加速コンソーシアム」は6日、医薬品開発やゲノム医療などで活用できるAI開発を促すため、取り組むべき施策をまとめた。その中で、医薬品医療機器総合機構(PMDA)による医療機器の薬事承認や審査におけるAI活用に言及。市販後に性能が恒常的に変化する医療機器の改良プロセスを評価し、市販後の性能変化に合わせて柔軟に承認内容を変更できる方策の検討を明記したほか、AIに関する教育を医療者に行うことなどを盛り込んだ。
コンソーシアムでは、昨年7月から医薬品開発や診断・治療支援など保健医療分野でのAI開発と利活用を加速するための課題と施策を議論してきたが、今回検討内容を取りまとめた。
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