厚生労働省はきょう14日、後発品264品目を薬価基準に収載する。初の後発品収載は、抗精神病薬の「ブロナンセリン」(先発品:ロナセン=大日本住友製薬)など5成分48品目。先発品メーカーから特許使用の許可を得て後発品として発売するオーソライズドジェネリック(AG)は、3成分15品目が収載される。新規収載希望が10品目を超えた内用薬を先発品の「0.4がけ」とするルールの適用はなかった。

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今回、薬価収載の希望品目は269品目だったが、採算上の理由や合併などにより5品目が取り下げられたことから、86成分170規格264品目が収載された。
収載状況の内訳を見ると、内用薬が55成分98規格181品目、注射薬が12成分29規格30品目、外用薬が24成分43規格53品目となり、歯科用薬剤はなかった。
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