日本薬剤師会は12日、保険調剤の動向「2018年度調剤分(全保険・速報値)」を公表した。処方箋の受取率(分業率)は前年度に比べ1.2ポイント増の74.0%となった。安部好弘副会長は、「緩やかに伸びている」とした。
都道府県別の受取率を見ると、前回調査で8県だった「80%以上」は、北海道(81.8%)、青森(84.9%)、岩手(84.4%)、宮城(83.0%)、秋田(88.2%)、神奈川(83.5%)、新潟(83.2%)、島根(80.3%、佐賀(81.9%)の9道県に増えた。一方、「60%未満」は、福井(52.0%)、京都(58.7%)、和歌山(55.8%)、徳島(58.5%)の4府県であった。
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