文部科学省の2025年度補正予算事業「大学病院機能強化推進事業」に選定された77大学のうち、11大学が病院薬剤師の増員や薬剤師育成体制の整備を大学病院改革プランに盛り込んでいたことが分かった。同事業は大学病院の教育・研究機能強化を支援する制度だが、薬剤師の雇用や育成に活用する動きも見られる。深刻な病院薬剤師不足が続く中、治験や臨床研究への貢献を打ち出すことで人材確保につながる可能性もありそうだ。
同事業には25年度補正予算として349億円を計上した。大学病院改革プランに基づき病院運営の構造転換を図る国公私立大学病院を対象に、診療報酬では十分に補填されていない教育・研究機能の強化を支援するもの。高度医療を担う人材育成や臨床研究体制の整備、教育・研究関連の情報システム整備などを対象に77大学を選定し、1大学当たり約5億円が配分されている。
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