2011年から19年3月までに製薬企業が国内でリリースし、現在もサービス提供中のモバイルアプリが66件に上ることが、TPCマーケティングリサーチが実施した調査結果で明らかになった。近年では年間10件以上のモバイルアプリが新たに提供開始されるようになっており、増加傾向にある。領域別では、乾癬や関節リウマチなど免疫炎症領域が全体の16.7%を占め、最多となった。
調査では、製薬企業がこれまで提供を開始した一般向けモバイルアプリを領域別・機能別に集計。提供されている66件のモバイルアプリのうち、提供元企業は内資が27件、外資が35件、内外資共同での提供によるものが4件となっている。主に治療のサポートや服薬の管理を目的としたものが多いが、生活習慣の変容を促すものやヘルスケア辞典としての役割を有するものなど、その機能は多岐にわたっている。
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