持続性Ca拮抗薬「ノルバスクOD錠」 ファイザー

2008年07月09日 (水)

 ファイザーは4日、持続性カルシウム拮抗薬「ノルバスクOD錠2・5mg、同5mg」(一般名:アムロジピンベシル酸塩口腔内崩壊錠)を新発売した。

 ノルバスクは、ファイザーが創製したカルシウム拮抗薬で、血中半減期が約36時間と長いのが特徴。1993年に日本で発売されて以来、高血圧治療の第一選択薬の一つとして広く処方されてきた。

 今回、新発売したノルバスクOD錠は、口の中で速やかに溶ける特徴から、嚥下力が低下した高齢患者や介助者の負担軽減が期待できる。さらに、水なしでも服用できることから、服薬コンプライアンスの改善にも貢献するものと考えられている。

 用法・用量は、高血圧症に対し、成人にはノルバスクとして2・505mgを1日1回経口投与する。また、狭心症に対しては、ノルバスクとして5mgを1日1回経口投与する。

 薬価は、OD錠2・5mgが40・80円、同5mgが75・60円。



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