Meiji Seika ファルマは、開発中の統合失調症治療薬「ME2112」(一般名:ジプラシドン塩酸塩水和物)について、国内第III相試験で主要評価項目を達成できなかったとする速報結果を発表した。詳細な結果を解析し、年内までに同剤の今後の開発方針を決定するという。
同試験は、統合失調症の急性増悪期の患者を対象とした多施設共同プラセボ対照ランダム化二重盲検比較試験。主要評価項目は、精神症状の評価であるPANSS総スコアのベースラインから6週目までの平均変化量であったが、同剤とプラセボとの間に統計学的有意差が認められなかった。
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