日医工は、現在供給が停止している「セファゾリンナトリウム注射用『日医工』」について、今後の安定供給体制確立のため、静岡工場にアイソレーターを介した無菌環境下での原薬調製設備を追加すると発表した。設備投資額は15億円。セファゾリンの供給再開は年内を予定している。
これまで日医工は、イタリアの原薬メーカー2社のうち1社のみの原薬を静岡工場で製剤化し、残り1社は海外製剤委託先で行っていた。今回の設備投資により、2社の原薬を静岡工場で製剤化できるようにし、既存の海外委託先に加え、製剤工程の国内での一貫体制確立を目指す。
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