日本ケミファは、大塚ホールディングス子会社の大塚倉庫に委託していた共同物流を全国に拡大したと発表した。2017年に業務提携を開始し、これまでは西日本に限定して共同物流を展開していたが、医薬品物流で協業による成果が出たことから、対象となる地域を拡大することになった。
同社は、在庫拠点を東西2拠点に分散させており、西日本エリアの物流に関しては大塚倉庫に委託していた。西日本地域で実施していた共同物流では、大塚倉庫が提供する共通のプラットフォームやデータ、ITを活用した庫内ナビゲーションや配車支援システムを使用することで、医薬品物流におけるリードタイムの削減やトラックの運行状況把握などで成果が見られたという。