創薬支援事業を展開する「コニカミノルタプレシジョンメディシンジャパン」は、1日付で新社長に親会社「コニカミノルタ」プレシジョン・メディシン事業部事業統括部長の三觜剛氏が就任したと発表した。親会社の事業統括部長と兼任する形となる。前社長の益尾憲氏は、上級顧問として引き続き経営に携わる。
三觜氏は、1987年に小西六写真工業(後のコニカ)に入社後、医療用X線フィルムやドライフィルムの開発に携わった後に、超音波診断装置の開発リーダー、ヘルスケア事業の事業企画部長などを歴任。17年のプレシジョン・メディシン事業立ち上げの際には企画、M&Aなどに携わった。製薬企業出身の益尾氏が構築した経営基盤を親会社出身の三觜氏が引き継ぐことで、親会社のプレシジョン・メディシン事業やヘルスケア事業との連携を強化していく狙い。