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【日本臓器製薬】バイオ新薬事業に参入‐来年以降国内治験を開始

2019年10月07日 (月)
バイオ新薬事業に参入

 日本臓器製薬は1日、再生医療を手がける韓国バイオ企業「CGBio」が開発する骨再生を促す骨形成蛋白質のBMP-2製剤「NOVOSIS Putty」について、腰椎変性疾患を対象とした国内独占的開発・販売権を取得した。日本臓器製薬がバイオ新薬の開発に取り組むのは今回が初めてで、来年以降に腰椎変性疾患を対象とした国内治験を開始する。承認取得後には国内で販売し、売上高は少なくとも50億円を見込む。

 NOVOSIS Puttyは、BMP-2の担体として異なる種類の人工骨を組み合わせたバイオ製剤である。既存のBMP-2製剤は、骨が欠損した場合に、生体内の幹細胞をいち早く骨細胞に分化させ、新しい骨の形成を促す骨形成・骨癒合促進剤として使われている。


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