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協和発酵の松田譲社長は、都内で開いた記者懇談会で、RNAi医薬「ALN‐RSV01」を導入した米アルナイラムのマラガノアCEOと「どちらが早くジェネンテックを超えるか」と約束し合ったことを明かし、「抗体技術の強みを十分に発揮すれば、われわれもジェネンテックやアムジェンのように成長できないはずがない」との考えを強調。新生「協和発酵キリン」として、バイオ企業で世界トップクラスのジェネンテックを超える目標を明確に示した。
松田社長は、「サイズ的には大きな会社からスタートするが、米国のバイオ企業が小さい会社から大きく成長したように、われわれも抗体技術で十分に力を発揮すれば世界のトップになれる」と自信を示した。
また、記者との懇談で、抗体医薬とRNAi医薬の開発を両輪で進めていく考えを示し、「われわれはグローバルで見ればベンチャーだ。世界でバイオ企業のトップを目指すためには、ベンチャースピリットを持ち続けることが重要だ」と述べた。
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