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医薬品の社会的価値

2019年10月09日 (水)

◆医薬品の価値が議論される時代になった。日本製薬工業協会は、患者や家族の労働生産性や生活の質を改善する薬剤を社会的価値と定義し、今後の社会保障のあり方を考える土台として政策提言を発表した
◆どの業界も製品の価値づくりで苦悩している。自動車業界では、電気自動車や自動運転車と進化を続ける一方、自動車にセンサーを導入し、車と車が通信でつながる産業の将来像を描いているようだ。自動車としての本質的価値で勝負する時代は終焉しつつあり、製品が持つ社会的価値が重視され始めた
◆人口減少を背景にモノづくりからコトづくりへと産業全体が転換期を迎えている。日本企業はモノづくり技術を強みとしてきたが、社会環境の変化や顧客ニーズを捉えた製品開発をしなければ顧客に技術の価値を認めてもらえない
◆提言を発表したとはいえ製薬業界の努力はまだ足りない。医薬品の価値は製薬企業ではなく患者、社会が決めるもの。患者やその家族の声に耳を傾け、医薬品を起点とした社会的な価値を創り上げてほしい。




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