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大日本住友製薬は7日、持続性Ca括抗薬「アムロジンOD錠2・5mg/5mg」(一般名:べシル酸アムロジピン)を新発売した。
アムロジン錠は、高血圧症・狭心症治療薬で、日本国内では1993年に発売され、持続的な降圧効果と多数のエビデンスを有し、第一選択薬として広く処方されている。
アムロジンOD錠の発売は、2008年3月の従来品の特許切れ及び対抗品への対応を目的としたもので、現行のアムロジン錠に同社独自の製剤技術(SUITAB)を適用した、Ca括抗薬としては初めての口腔内崩壊錠である。
主な特徴は、[1]口腔内で速やかに崩壊し、水と一緒でも水なしでも服用可能[2]OD錠5mgは既存製剤よりも小さい[3]溶けやすく喉や食道につかえにくいため、嚥下力の低下した高齢者にものみやすい――など。
薬価は、従来品同様にアムロジンOD錠2・5mg42・7円。同5mg80・5円。アムロジンOD錠の売上高は、今年度のアムロジンの目標570億円の中に含有されており、従来品のアムロジンをアムロジンOD錠に置き換えていく。