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ラニチジン、患者からも回収‐後発品メーカー10社が対応

2019年10月18日 (金)

 後発品メーカー10社は、発癌性物質の検出で自主回収中の抗潰瘍薬「ラニチジン錠75・同錠150」について、同剤を服用している患者の手元にある薬剤を回収するとを発表した。患者に対しては医療機関で代替薬に切り替えるよう呼びかけており、再診費用や通院に伴う交通費を含めた代替薬の費用については、製品を販売している各社が負担するという。

 ラニチジン後発品を発売しているのは、日医工、沢井製薬、東和薬品、マイラン製薬、日本ジェネリック、武田テバファーマ、ニプロ、陽進堂、小林化工、鶴原製薬。既に医療機関からの回収を開始していたが、各企業で患者への対応が統一されていなかったため、患者からも薬剤を回収する措置に踏み切った。


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