
キヤノンは、レーザービームプリンター「Satera」シリーズから、高速出力と多段大容量給紙で窓口業務を効率化する「Satera LBP322i」などビジネス向けA4モノクロレーザープリンター4機種を新発売した。また、コンパクト設計のスモールオフィス向けA4モノクロレーザー複合機2機種も、12月から発売を予定する。
オフィスをはじめ医療機関、店舗・窓口業務などの特定業種の専門ニーズに応え、業務効率化に貢献する「Satera」シリーズのプリンター。調剤薬局向けにも、様々な種類やサイズの薬袋印刷にもスピーディーに対応し、手狭な調剤室にも設置可能な機種が各種揃っている。
新製品のA4モノクロレーザープリンターのうち、「Satera LBP322i」は、プリント速度が毎分43枚(A4片面)、ファーストプリントタイムは約5.7秒と、必要な時に素早く印刷が可能。また、A5片面で毎分65枚の高速印刷を実現し、医療業務における診療明細書や処方箋、領収書など、A5用紙の使用頻度の高い窓口での出力業務効率化をサポートする。
オプションの給紙カセット装着で段数は最大4段、給紙容量は最大2660枚となり、手差しを含め5種類のサイズの用紙を同時にセット可能で、用紙交換の手間を軽減する。税別希望小売価格7万9800円。
また、A4モノクロレーザー複合機の新製品のうち「Satera MF447dw」は、幅約453mm×奥行き464mm×高さ392mmと、従来機種を上回るコンパクト化を実現。店頭カウンターなどスペースの限られる場所でも設置でき、毎分38枚(A4片面)の高速出力が可能。スキャンやプリントなどの定型業務をワンボタンに集約したアプリケーションライブラリを搭載するほか、インターネット経由でドキュメントを送受信できるインターネットFAXに対応するなど、モバイル連携も充実している。オープン価格。
レーザープリンター・複合機共に、デバイスの稼働状況や消耗品残量などをリアルタイムに把握し、故障・予兆監視、消耗品の自動配送などの迅速な修理・保守サービス「ネットアイ」と連携することで、ユーザーの管理負荷軽減も実現する。