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処方箋集中率を下げる努力が

2019年11月13日 (水)

◆調剤報酬のあり方をめぐって議論した10月30日の中央社会保険医療協議会総会。支払側委員からは18年度診療報酬改定で新設された「地域支援体制加算」を算定する薬局の2割が処方箋集中率90%以上だったことが問題視された
◆同加算は、調剤基本料1を算定する薬局では24時間対応などの要件を満たせば取得できるが、それ以外の薬局には「調剤料の時間外等加算と夜間・休日等加算を計400回」などハードルの高い八つの実績を求めており、クリアしている薬局はほとんどないとされる
◆それでも2割の薬局が算定できているということは、少なくない薬局が集中率90%超でも基本料1を算定できているということだ。依然として特定医療機関からの処方箋集中率が極めて高い薬局は多いのだろう
◆地域で複数の医療機関から処方箋を受け付け、処方された薬の重複投与防止や飲み合わせのチェックなどが可能になる――。医薬分業のメリットをより実感してもらうためには、もっと処方箋集中率を下げる努力が必要ではないか。



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