日本調剤の三津原庸介社長は、7日に開催した2020年3月期中間決算説明会で調剤薬局事業に言及。大病院の門前薬局が多いという強みを背景に、「より医療の深掘りを行っていくことが基本戦略」との考えを強調。「対物から対人へという制度上の流れ、世の中のニーズの流れを的確に捉える施策」と自信を示した。また、調剤薬局事業をはじめ、医薬品製造販売事業、医療従事者派遣・紹介事業といった全事業が増益を達成した中間決算については、「これまで注力してきた基盤整備の結果が出た」と評価した。
三津原氏は、「グループとしては、基盤の調剤薬局事業、医薬品製造販売事業、医療従事者派遣・紹介事業という三本柱で収益の多角化を進めている」と説明。全事業が増益となった今中間決算を「かなり好調に推移した」とし、特にこの3年間で進めてきた様々な基盤整備の結果であるとの考えを示した。
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